Photo by British Mum
世界で一番「やめられないとまらない」食べ物が明らかになりました。詳細は以下から。
カルビーの某製品のコピーにあるように、この世界には単に美味なだけでなく「やめられないとまらない」依存性の高いハードドラッグのような食べ物が存在しています。あなたにもいくつか身に覚えがあるのではないでしょうか?
この研究を行ったのはミシガン大学の大学院生Erica SchulteさんとAshley Gearhardt博士。彼らは依存性を「食べ過ぎることへの抑制を失い、ネガティブな結果が待ち受けていても続けてしまい、止めたくても止められない」ことであると特徴づけます。
彼らは肥満の原因について、ひとつに絞れるものではないとしながら「ある食品が人に依存症的な反応を引き起こし、望まずに食べ過ぎてしまうことが潜在的な要因のひとつナノではないか」と推測しています。
行われた実験では、120人の学生に対してGearhardt博士が元々の考案者であるYale Food Addiction Scaleに回答してもらい、個人的な依存度を調べました。その後35種類の一般的な料理を2つずつ見せられ、どちらがより依存性が高いと思われるかを調査。
結果は性別と肥満度指数(BMI)ごとに分けられましたが、性別による差は見られませんでした。肥満度指数が高い人はより多くの食品に対して依存度が高くなりましたが、相関関係は予想されたほど強いものではありませんでした。
この実験で最も多く名前が挙げられたのはチョコレート。次いでアイスクリームとフレンチフライドポテトとなっています。
しかし彼らはこの実験だけでは納得せず、どの食品がより強い依存性を持つかについて384人に対してオンラインで調査を行いました。その中では食品に1から7までの依存性のレートをそれぞれ付けてもらいます。
このより大きなサンプル数での調査の結果、大逆転勝利を収めたのがピザでした。このレートは4.01となり、チョコレートとフレンチフライドポテトの3.73を大きく引き離しています。その後には糖分や脂肪分を多く含む加工食品がずらりと並び、最下位クラスに並んだのはキュウリ、ニンジン、豆類だったとのこと。これらは水よりもランクが下でした。
やはりというべきか、とろけるチーズのたっぷり載ったピザがトップ。そしてアイスクリームにフレンチフライドポテトというのも納得の結果です。もちろんこれはアメリカ合衆国での調査のため、イタリアン・レストランで出されるピッツァというより宅配ピザをイメージするのが正解です。
さて、あなたの好きなその料理、本当に好きなのか依存症に陥っているのかちょっと考えてみても良いかもしれません。
According To Science, This Is The Most Addictive Food In The World IFLScience
(Photo by British Mum)
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