1回あたり10分、月300回までの通話定額とデータ定額、さらに本体代までコミコミで3000円という圧倒的なリーズナブルさから、格安iPhoneとして脚光を浴びたワイモバイル版iPhone 5sが値上がりしていました。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのが、3月時点でワイモバイルオンラインショップからiPhone 5sの16GBモデルをMNP、スマホプランSで契約した場合の月額料金。本体の割賦金(2646円)が月額割引(1566円)およびMNP特別割引(1080円、12ヶ月間)と相殺され、月額3218円から利用できます。
スマホプランMでは月額割引が2106円に増額され、月額3758円に。12ヶ月後に特別割引が切れて月額4838円になるものの、MNP利用だとデータ通信量が2倍になることもあり、非常にリーズナブルでした。
しかし、4月に入ってからはMNP特別割引が無くなり、月額料金は16GBモデル、スマホプランS契約でもいきなり月額4298円に。
スマホプランMでもいきなり月額4838円。12ヶ月限定だったとはいえ、3000円台で使えなくなってしまうのは、お得感が薄れたとしか言いようがありません。
なお、MNP特別割引が無くなったのは、auやソフトバンクの提供するMNP利用者への基本料割引がスマホ購入補助であるとして、規制するようドコモが総務省に求めたため。
しかしいくら大手携帯電話会社が別ブランドで提供しているとはいえ、最初から格安スマホと変わらない価格帯の旧モデルにまで厳しい基準を適用するのはどうなのか……という気がしてなりません。
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