ダンスパフォーマンスと映像表現のあり方に一石を投じそうです。詳細は以下から。
アーティストでポールダンサーのU-Machineが作り上げた映像作品「Genèse」。この作品の中ではダンスパフォーマンスを行うU-Machineの動きが検知され、背景の幾何学的な紋様がリアルタイムで反応し、変化していきます。
その変化に対してU-Machineはさらに即興的に応答し、ダンサーと映像の双方向からの働きかけによってパフォーマンスが進展してゆきます。その様子はまさに繊細にして優美。
U-Machine - Genèse from U-Machine on Vimeo.
以前BUZZAP!ではロボットアームと人間による絵画のコラボユニットについて記事にしましたが、こちらは身体表現と映像表現のコラボレーションと言えそう。映像側からのアプローチがさらに進化してゆけば、人間だけではなし得ない表現にも至ることができるかもしれません。
また、現時点でも人間の動きに反応する映像はクラブのVJやインスタレーションなど多くの分野で幅広く応用が効きそう。あなたのダンスがダイレクトにフロアの映像に反映されるとしたら、踊る楽しみがひとつ増えそうです。
Pole Dancer Performs an Interactive Routine With a Responsive Geometric Background
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