3月25日(土)から新たに「iPhone SE」を取り扱うことになったワイモバイルおよびUQ mobile。はたして月額料金が安いのはどちらでしょうか。詳細は以下から。
◆ラインナップが異なるUQ mobileとワイモバイルのiPhone SE
まずチェックしておきたいのが、3月25日の発売時点では両社の扱うiPhone SEのラインナップが異なるという部分。UQ mobileは32GB版のみ、ワイモバイルは32GB/128GB版が提供されます(※4月5日から、UQ mobileでも128GB版の取り扱いがスタートしました)。
◆月額料金を比べてみた
それでは早速月額料金を比較。両社とも「プランS(2GB)」契約時の1年目の料金(税込)で揃えてあります。
・ワイモバイル
<MNP>
32GB:プランS(2138円)+分割支払金2700円-月額割引1620円=3218円
128GB:プランS(2138円)+分割支払金3240円-月額割引1620円=3758円
<新規・機種変更>
32GB:プランS(2138円)+分割支払金2700円-月額割引1080円=3758円
128GB:プランS(2138円)+分割支払金3240円-月額割引1080円=4298円
・UQ mobile
<MNP・新規契約>
32GB:プランS(1980円)+分割支払金2100円-月額割引1100円+消費税=3218円
128GB:プランS(1980円)+分割支払金2500円-月額割引1000円+消費税=3758円
上記の内容からiPhone SEは「MNPであれば両社とも同額、新規契約ならUQ mobileがお得」という結果に。
ソフトバンクのサブブランドとして、他社からMNPで積極的にユーザーを奪いたいワイモバイルと、とにかく間口を広げたいUQ mobileの思惑が見てとれます。
◆料金面以外での違いは?
使えるデータ通信量も同じ、月額料金も(MNPであれば)同じであるため、「どちらを選べばいいのか分からない」という人も出てきそうな両社のiPhone SE。そこで各社のアドバンテージをピックアップしてみました。
・ワイモバイル
全プランに付属する無料通話が10分(UQ mobileは5分)であるほか、携帯各社のWi-Fiサービスとしては最も設置数が多い「ソフトバンクWi-Fi」を利用可能。スポット内であればデータ通信量を気にせず通信できます。
ソフトバンクWi-Fiスポット|通信|サービス|Y!mobile(ワイモバイル)
・UQ mobile
無料通話や利用できるWi-Fiスポット数で引けを取るものの、通信量をカウントされずに通信できる「節約モード」を好きな時に利用可能。うまくやりくりして月間のデータ通信量を抑えたい人にオススメです。
実際にブラウジングやポケモンGOを試してみたところ。ワイモバイルの場合、データ通信量を使い切ると128Kbps以下になりますが、UQ mobileの節約モードはデータを使い切ったかどうかにかかわらず300Kbpsで通信できるため、通信量を気にせずSNSやゲームアプリを楽しめます。
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