KDDI系列2社がデータ通信を使った被災地支援を行います。詳細は以下から。
KDDIおよびUQコミュニケーションズのプレスリリースによると、両社は平成30年7月豪雨で被災した「au」「UQ mobile」利用者に対し、10GBのデータ容量を無償提供するそうです。
これは災害救助法が適用された地域に契約者住所または請求書送付先住所が所在するユーザーが対象。auの場合、以下の「データ定額サービス」または「料金プラン」に加入していれば自動適用されるとのこと。
5段階定額のauピタットプランはもちろん、ヘビーユーザーやライトユーザー、ガラホ向けプランであろうと分け隔てなく10GBのデータ容量が提供されます。
また、UQ mobileでも「2018年7月のデータチャージ料金から最大10000円を割引する」という形で10GB分のデータが無料になります。
通信量が爆増してかえって混乱を招きかねないため、さすがにデータ容量使い放題というわけにはいかないものの、家族一人一人に10GBが付与されれば、かなり心強い話。
KDDI広報のツイッターでは「10GBでできること」の目安を案内していますが、日々の情報チェックなどにかなり役立てられそうです。
なお、大手3社とも被災地支援の一環として、携帯電話の修理や機種変更への特別割引を実施中。しかしデータ無償提供に踏み切ったのはauおよびUQが初となります。
報道発表資料 : 平成30年台風第7号及び前線等に伴う大雨による災害に係る災害救助法適用地域のお客さまに対する支援措置 | お知らせ | NTTドコモ
平成30年台風7号及び前線等の大雨災害に伴う支援について | 2018年 | KDDI株式会社
(更新)平成30年台風第7号および前線などに伴う大雨の被災地域を対象とした支援措置について | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ
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