確かに似ているだけに妙な違和感に包まれます。いつかこの谷を越えてくるのでしょうか?
AIがミュージシャンの曲調を真似た楽曲については以前BUZZAP!でもビートルズそっくりな楽曲を紹介しました。
その頃はまだ微笑ましいモノマネといった感じでしたが、ガチで本気を出したAIによる楽曲は一味違った妙な違和感と居心地の悪さを感じさせるもの。これが音楽の「不気味の谷」なのでしょうか。
例えばこれはエルヴィス・プレスリーの曲調の真似です。
こちらはフランク・シナトラ。
これはビートルズです。
ジャック・ジョンソンの真似。
こちらからも様々なミュージシャンの曲調を真似たサンプルを聴くことができます。
実際問題として不気味なのは、自分がよく知らないミュージシャンの楽曲の場合やBGM的に聴き流している場合。なんとなくの耳障りがふと違和感なくなじんでしまうのです。
もしかしたら遠からず、こうしてAIが自動生成した「それらしい耳障り」の音楽が延々とBGMとして流される時代になるのかもしれません。
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