トランプ大統領や支持者らによるデマ拡散によってSNSの仕様が変更される事態となっています。
ツイッター社は10月10日に「ツイート前により文脈を熟慮するような仕様変更」を行うとツイートしていましたが、この仕様変更が実施されました。
理由としては11月3日に行われるアメリカ合衆国大統領選挙を前に、フェイクニュースなどのまぎらわしい情報の拡散を抑制するためで、一時的な変更とのこと。
Today we’re rolling out the updates that encourage more thoughtful amplification of Tweets, and that add more context to content.
— Twitter Support (@TwitterSupport) October 20, 2020
This is part of our approach to limit the spread of misleading information during #Election2020. For more on this approach and these updates (1/2): https://t.co/1GrJLOYQ78
具体的な内容としては、リツイートを行う際にそのままリツイートできなくなり、いったん引用ツイートの画面となります。これまで通りのリツイートを行うには、この引用リツイート画面で何も文字を入力せずにツイートボタンを押すだけです。
One of these updates is temporarily prompting Quote Tweets instead of Retweets.
— Twitter Support (@TwitterSupport) October 20, 2020
We heard your overall feedback and understand that some of you, like artists who share their work on Twitter, value Retweets. You can still Retweet by not adding anything into the QT composer. (2/2)
この仕様変更はリツイートまでに単なるワンクッションを挟むだけですが、多くのユーザーがリンク先を読まずに簡単にリツイートによる拡散を行っていることは以前から指摘されているとおり。
これから投票日までの2週間、これでフェイクニュースの拡散が多量なりとも抑えられることになるのでしょうか。
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