白い風力発電のタービンは気が付けば当たり前の風景の一部になりましたが、これまでの常識をひっくり返す洋上風力発電システムが生まれています。詳細は以下から。
ノルウェーのWind Catching Systems社が全長300m超という東京タワー級の巨大な洋上風力発電システムを開発しました。
「Wind Catcher」と称されるこのシステムはフロート上に組まれた壁のようなつくりで、内部に小型のタービンを無数に配置しています。
受風面積が倍になることで、世界最大の15メガワットタービンの5倍の電力を発電でき、8万世帯に給電可能とのこと。
加えて巨大タービンが安全のために操業困難となる風速10~12mでも効率よく発電でき、耐用年数も現在主流の30年を大きく超えて50年となります。
さらに巨大な部品がないため、製造や設置、メンテナンスにも特殊な技術者や機器がいらず、維持コストも軽減されるとしています。
なお、現在このシステムについてのこれ以上の情報は明らかにされていません。
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