スマホメーカー各社が自社開発のチップセットで差別化を図る時代が、ついに訪れるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Samsungが自社開発のスマホ向けプロセッサ「Exynos」シリーズの採用割合を2022年から大きく引き上げるそうです。
現在Samsungは自社スマホの約20%にExynosを採用していますが、約50~60%にまで引き上げる方針。目標を達成するために製造拠点を拡充し始めたことなどが報じられています。
かつてExynosは処理能力や電力効率、排熱の問題でクアルコムの「Snapdragon」に引けを取ってきましたが、ARM社のCPUコアを採用することでパフォーマンスの大幅な向上に成功。
5G通信や排熱などの問題も解決しており、最新機種「Galaxy S22」向けにAMDとの提携でグラフィック性能を大幅に向上させた「Exynos 2200」の開発にこぎ着けたことで、一気に勝負に打って出るとみられます。
なお、Samsungは将来的にミドルレンジ、エントリーモデルにも自社製チップセットを採用する可能性があるとのこと。背景として半導体不足がこの決定を後押ししたことが挙げられています。
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