昨年Xiaomiが19分で5000mAhバッテリーをフル充電できてしまう「Xiaomi 12T Pro」を発表したことで、日本でも認知が高まったスマホの超高速充電技術。
Xiaomiはその後「300W充電により5分でフルチャージできるスマホ」を告知し話題になりましたが、別の企業でも実用化に向けた動きが進んでいるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、OPPOブランドを展開する「オウガ」が300Wの急速充電に対応したスマホを開発しているそうです。
これはスマホ関係の数多くのリーク情報などで知られる著名ブロガー、Digital Chat Station氏が明かしたもので、容量2220~2230mAhのバッテリーを2つ本体に搭載し、平行して充電するやり方で300Wという超弩級の急速充電を実現するとのこと。
ただし、特別仕様のバッテリーのみならずスマホ本体、充電端子、充電器などすべての繋がりを最適化する必要があるとされ、やはり容易に実現できるものではないようです。
また、バッテリー小型化のためにも最新の「窒化ガリウム(GaN)」を使った技術が必要不可欠とされています。
iPhone 14やGalaxy S23シリーズの急速充電が30W~45W程度にとどまる中、文字通りケタ違いの開発競争が進んでいる中国。
バッテリー寿命への影響など懸念はあるものの、充電時間が早ければ便利なのは間違いないため、競争による高品質な充電技術の発展が期待されます。
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