960×640の高解像度液晶「Retina Display」、1080p動画の撮影が可能な裏面照射型CMOS採用800万画素カメラ、デュアルコアの「A5プロセッサ」を搭載するなど、高い完成度を実現しているAppleの最新スマートフォン「iPhone 4S」。
高い完成度を実現しているだけに、今後どのような方向で進化するのかが気になるところですが、次期iPhoneを予測する上で非常に興味深い特許をAppleが出願していることが明らかになりました。
詳細は以下から。
AppleInsider | Apple exploring motion-based 3D user interface for iPhone
Apple exploring 3D iOS interface with motion sensing gestures | 9to5Mac | Apple Intelligence
Apple is paving the Way for a new 3D GUI for iOS Devices - Patently Apple
「AppleInsider」や「9to5Mac」などの大手Apple情報サイトが報じたところによると、The United States Patent&Trademark Office(アメリカ特許商標庁)がAppleの出願した特許情報について公開したそうです。
これは新たな3Dユーザーインターフェースに関するもので、iPhone上に表示された仮想の3D空間を操作できるようになるというもの。
画面イメージはこんな感じ。奥行きがある仮想の3D空間内にオブジェクトが置いてあるケースを想定しています。
また、出願された特許では、端末本体に新たに近接センサーを搭載することで、Xbox360に採用されているモーションコントローラー「Kinect」のように、「手を振るだけで端末を操作する」といったことが可能になるとされています。
従来、多くのユーザーはiPhoneを片手で支えつつ、もう片手で操作していたため、どうしても両手がふさがってしまうという難点がありましたが、仮に新たなインターフェースが導入された場合、操作する側の手がある程度自由になるというメリットがあります。
ちなみにAppleは同特許を2010年7月に出願していますが、今後登場するであろうiPhone 5(仮)やiPhone 6(仮)などに今回のインターフェースが採用される可能性はあるのでしょうか。
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