日本の食文化は世界中で愛される一方、鯨やイルカを食べることに始まり、踊り食いや活け造りなどは残酷だと非難されることもしばしば。今回槍玉に挙げられたのは日本人でもなかなか食べる機会のないカエルの活け造りです。
STOMP - Singapore Seen - Isn't this cruel Frog served alive at Japanese restaurant
Bullfrog Served ALIVE at Japanese Restaurant Oddity Central - Collecting Oddities
話題になっているお店は新宿のしょんべん横丁こと「思い出横丁」にある「朝起(アサダチ)」。口にするのもはばかられる名前ですが、食べログにも掲載されており、珍品スタミナ(あるいはゲテモノ)料理屋として有名で口コミにも体験談が多数記されています。
朝起 アサダチ - 新宿 創作料理 [食べログ]
さて、問題はここで提供されるカエルの活け造り(食べログ写真でのメニュー名は「活かえる」と洒落が効いています)。あまりにも新鮮すぎて皿の上で瞬きをしたり暴れまわったりという映像がシンガポールのウェブサイトに掲載され、記事評価の半数が「怒りを感じる(Enraged)」3割が「気持ち悪い(Ewww!)」で占められています。
コメント欄も日本人は残酷でマジキチだと強い調子で批判する言動で溢れかえっています。中にはリポーターの女の子がカエルを食べた時の笑顔のリアクションにまで怒りを露わにするなど、拒絶反応はかなりのもの。別のサイトでは「確かに野生動物は生きたままの餌を食べるけれど、人間を動物と比べるなんて…」と評しており、人間観、宗教観の違いなども垣間見えます。
問題のカエルの活け造りの調理、試食動画と大量の画像は以下リンク中ほどから。
Watch a frog being prepared and eaten alive
日本人には魚がカエルに変わっただけに見えるかもしれません。しかし外国の知人友人に珍しいものを食べさせる時には、こうした食文化の相違には十分留意する必要がありそうです。
なお、この朝起はカエルの活け造り以外にもブタの子宮や金玉の刺身、サンショウウオ、フジツボなどの各種ゲテモノを楽しめる他、いわゆる普通のメニューも美味しいと評判。普通の飲み屋に飽き飽きしている人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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