グレイトフル・デッドの魅力を余すところ無く詰め込んだ超巨大オンラインアーカイブがオープン、ファンの録音テープ音源も多数



アメリカの60年代を代表するジャムバンド、グレイトフル・デッド。親子2代に渡る熱狂的なファンも多いこのバンドの活動の全てがこれでもかとぎっしり詰まったアーカイブが一般公開されました。

1965年にジェリー・ガルシアを中心としてサンフランシスコで結成されたグレイトフル・デッド。ヒッピーカルチャーやサイケデリックカルチャーと非常に関わりが深く、ウッドストック・フェスティバルにも参加。即興演奏を主軸においたライヴを繰り返してファンを熱狂させ続けた伝説的なバンドで、ヒットチャートにほとんど上ることのないまま1994年にはロックの殿堂入りも果たしています。

日本ではアメリカに比べて知名度は高くありませんが、彼らのキャラクター・グッズのひとつ、デッドベアはきっとどこかで見たことがあるはず。


今回オープンしたアーカイブ「Grateful Dead Archive Online(GDAO)」にはデジタル化された彼らの資料が大量にアップされており、自由に閲覧できます。ライヴが行われた場所やバンドの歴史、写真やポスターなど、とにかくすごい数と情報量です。

Grateful Dead Archive Online

グレイトフル・デッドはファンが自由にライヴを録音、交換することを許可しており、高品質なライヴ音源が多数存在しています。このアーカイブには公式に録音、録画された音源、映像と共に、そうしたファンの録音した音源も多数デジタル化されて実際に視聴することができます。

Grateful Dead Archive Online Media

ファンなら丸一日かぶり付いていられそうな非常に濃い内容となっています。なお、このオンラインアーカイブの元となる様々な資料はカリフォルニア大学サンタクルーズ校ライブラリに同時オープンした「Grateful Dead Archive (GDA)」からのもの。カリフォルニアに行く予定のあるファンはこちらも要チェックです。

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