以前当サイトでは焚き火でスマフォを充電できるガジェットや呼吸で風力発電できるマスクを紹介しましたが、ついにシニアでも無理なく発電ができるようになりました。
Rockと言っても「Rock'n'Roll」ではありません。おじいちゃんやおばあちゃんがひなたぼっこをしながらゆらゆらしているあのロッキングチェアで発電し、そのままiPadが充電できてしまいます。
この揺り椅子「iRock」はスイス、チューリッヒのMICASA LABの製品。1時間ゆらゆらと揺れることでiPadのフル充電の3分の1の電気を発電可能です。余生をのんびり過ごすおじいちゃん、おばあちゃんなら3時間ここで時間を過ごすだけでiPadが使い放題という計算に。専用のスタンドにIpad(iPhoneも可能)を据え付け、電子書籍を読んだり友人とメールやSkypeをしたり、ショッピングに映画鑑賞まで、ゆらゆらしながら楽しめるというのはなかなかに理想的。
しかもこのiRock、25wスピーカーが2機、背もたれにビルトインされているため、好みの音楽を心ゆくまで堪能したり、臨場感ある音声で映画を見ることもできます。
値段は1300ユーロ(約13万3000円)。カラーバリエーションは現在は白だけですが、今後黒、赤、黄色、ストライプ柄も発売予定。また、今のところAndroidのコネクタには対応していませんので注意。今後の開発については以下のサイトから最新情報が確認できます。オーダーもこちらのメールから。
iRock The Worlds first power generating iPad Rocking Chair
若者向けのイメージの強かったスマフォやタブレット、これからはさらに幅広い年代に広がっていきそうです。
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