都市型超小型電気自動車「Hiriko」の路上走行映像が未来すぎると話題に



以前当サイトで取り上げた都市型2人乗り電気自動車のHirikoが、実際の路上で走行している近未来SFを思わせる映像が公開されて話題になっています。

Hirikoは電気バッテリーのみで駆動する電気自動車。10年以上の期間をかけてスペインのバスク地方の企業AFIPAIDAとマサチューセッツ工科大学らとの共同開発されており、現在バスク地方で20台がテスト用として路上で用いられています。当初から都市部での利用を想定されているため小回りの効く設計になっており、日本の交通事情にもかなりフィットしそうです。


内部はこのように意外と広々しています。ハンドルはジョイスティック型。


この動きは最大の売りのひとつ。前後のタイヤが60度ずつ曲がり、その場でくるくると回転できます。車庫入れやUターンの時の常識を塗り替える動作です。


フロントのパネルを開けて乗り降りができます。停車時には車体はコンパクトに折り曲がり、スペースを取りません。


実際に街を走っているHirikoの映像は以下から。一見オモチャのようにも見えますが、走りのコンパクトさに驚きます。

Clip HIRIKO from HIRIKO Driving Mobility on Vimeo.



Hirikoは2013年から1台16000ドル(約126万円)で販売される予定。最初はバスク自治州の政府に販売されますが、サンフランシスコ、バルセロナ、ベルリンでの実用化も決まっています。

前回取り上げた時に比べて実用化のペースが上がっているようです。日本でお目見えする日も近いかもしれません。Hirikoでの街乗り、注目されることまちがいなしです。

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