洗濯時に柔軟剤は不要、タオルがフカフカで長持ちする方法が明らかに


入浴時やスポーツ時にとどまらず、さまざまなシーンで活躍するタオル。

水や汗で濡れたりする可能性がある人に対しては、サウスパークのタオリーのように「タオルを忘れちゃだめよ」とアドバイスをしたくなるところですが、タオルをフカフカのまま長持ちさせる上手な取り扱い方が明らかになりました。詳細は以下から。

今治タオルの豆知識 | 今治タオルを学ぶ Learning | タオル&ライフミュージアム TEXPORT今治 Texport Imabari

タオルの一大生産地として知られる愛媛県今治市にあるタオル&ライフミュージアム「TEXPORT今治」の公式サイトでは、タオルの種類や織り方といったさまざまな知識と共に、上手な扱い方が公開されています。

そして日常生活でタオルを利用するにあたって、主に気を付けるべき部分は以下の通り。

1.必ず洗ってから使う(しまう)ようにする
これは新しいタオルは製造工程の間で含まれた細かいホコリを取り除くため。洗ってホコリを落としてから使い始める習慣をつけるようにした方がいいとのこと。

また、タオルは長時間放置すると折り目の地組織が弱くなったり、退色の度合が中と表面で違ってくる場合があることから、お中元やお歳暮で届いた箱詰めタオルなどを含め、どんなタオルも必ず一度洗ってからしまいなおした方がいいそうです。

2.洗濯の際は柔軟剤を使わない
柔軟剤は洗い上がりを柔らかく感じさせることに優れている反面、タオル本来の吸水性を損なってしまったり、パイルが抜けやすくなる原因になることがあるため、タオルを長く吸水性が持続するようにするためにも、柔軟剤の利用は避けるよう薦められています。

3.干す時はパン、パンとよく振る
タオルを手でギュッと絞ったり、脱水機で脱水したままの状態で干すと、パイル(一般的なタオルに採用されている、ループ状の糸がたくさん織り込まれた構造)が閉じて圧縮されてしまい、硬くなってしまうそうです。しかし干す前に両手でパタンパタンとよく振ってパイルを開くようにし、四方に引っぱって全体のゆがみを直してから乾かすと、硬くなる現象を緩和できるとされています。

ちなみに「干す時にパン、パンとよく振る」という方法についてですが、編集部で試してみたところ、靴下をはじめ、ほかの洗濯物にも効果があることが実感できました。ちょっとした工夫で硬くなるのを緩和できるため、洗濯時には少し気を使ってみるのも良さそうです。

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