ついに「MD(ミニディスク)」事業をソニーが終了へ、対応機種出荷もカウントダウン



ソニーがMD事業を終了することが明らかになりました。



ソニー、MDプレーヤー事業終了へ 最後の機種も3月で出荷終了 - SankeiBiz(サンケイビズ)

産経新聞社の報道によると、ソニーはMDの録音再生に対応したシステムステレオ「CMT-M35WM」について、今年3月で出荷を終了することを明かしたそうです。これに伴い、レコーダーを含む同社のMDプレーヤーの販売はすべて終了するとのこと。

これはフラッシュメモリを利用したポータブルプレーヤーやスマートフォンの普及でMDの需要が減ったことを受けたもので。システムステレオの修理の受付や、MD自体の生産は今後も当面継続するとしています。

なお、MDはコンパクトカセットを代替するためにソニーが1992年に発表した媒体で、90年代半ばから多くのメーカーが対応機器を発売。ポータブルプレーヤーにとどまらず、ミニコンポやシステムステレオにも積極的に搭載されるなど、一時代を築いた存在となっていました。


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