【印度通信 Vol.2】悠久の街、ヴァラナシに到着
インドの最もインドらしいと言われる街、ヴァラナシに到着しました。
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先日も少し紹介しましたが、「歴史よりも伝説よりも神話よりも古い街」という言葉がなによりよくヴァラナシを表しています。
釈迦がブッダガヤで悟りを開いた後に始めて弟子たちに教えを説いたというサールナートも実はこのヴァラナシのほんの郊外。ガンジス河からせいぜい20kmも離れていません。当時からここが聖地であり、宗教的なセンターだったことをよく表すエピソードです。
ヴァラナシのガンジス河の前に立ってまず驚くのは河沿いの遺跡としか思えないような古い石造りの街並み。そして色とりどりの美しい服を身にまとった巡礼者たちです。
そして茶色く濁ったガンジス河で老若男女問わず沐浴をしており、多くのボートが往来しています。まさに想像していたとおりのガンジス河の光景が、想像以上のスケールで360度に渡って繰り広げられています。
ヴァラナシのガンジス河の河畔はガートと呼ばれる沐浴場が延々と続いていて、どこまでも歩いて散歩できます。ガートの形はひとつずつ異なっていて、かなりカオス。気分はタンジョンです。
チャイ屋やボート屋が点在しています。声をかけてくることも多いですが大してしつこくはありません。
少年や若者たちが広場でクリケットに興じています。牛や水牛とすれ違うこともしばしば。
その牛たちの牛糞を形を整えて乾かし燃料にします。手形のようなものが付いていますが、もちろん手形です。
沐浴と言いつつ全力で身体を洗っている人もあちこちに。
晴れた日にはガンジス河で洗濯された鮮やかなサリーがガートに干されています。
さて、今夜からクンブメーラに行ってきます。どんなことになっているか、レポートをぜひお楽しみに。
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