インドは東南アジアなどにも似て、外食文化が盛んです。小腹がすいた時にちょい食べができる屋台もあちこちにあり、おやつ感覚で食べ歩くのもインドの醍醐味です。
インドの屋台は一日中出ているわけではありません。午前中で終わってしまう屋台もあり、日が暮れてから出てくる屋台もあります。朝しか食べられないメニューなんてものも存在しています。
例えばこれはチャナ・プーリー。チャナ・マサラというひよこ豆のカレーと油で揚げた薄いチャパティのプーリーのセット。食べられるのは基本的に午前中の早い時間のみ。
これは南インド発祥のイドリー。どら焼きを思わせる形の蒸しパンで、ココナツをたっぷり使ったチャツネというソースをかけていただきます。
こちらも南インドの名物、マサラドーサ。イドリーと同じ生地を平らに伸ばして中にスパイシーなじゃがいもの具を入れます。チャツネと酸味のあるスープ、サンバルと一緒に食べるのが本式。ヴァラナシは南インドからの巡礼者も大勢訪れるため、こうした南インド料理を食べさせてくれるお店や屋台が豊富に存在しています。
これは見た目の通りハンバーガー。コロッケに似た野菜のパテが入っています。ぶどうの入ったマサラ風味の辛いソースとヨーグルトをかけていただくスタイル。
ハンバーガーは屋台だけでなくレストランの軽食でも人気。フライドポテトが付いてちょっと高級感が出ています。このポテト、マサラ味でおつまみにしたい辛さでした。
こちらは中国由来のチョーメンと呼ばれている、いわゆる焼きそば。パクチーと紫玉ねぎのみじん、唐辛子のソースがかかっていてスパイシー。
このチョーメンはパニールというインド風カッテージチーズが入っています。これが意外と合うのです。
他にもコロッケや食パンを揚げたものなど、ひと工夫加えられた面白いスナックが街角には溢れています。お腹に自信ができたらチャレンジしてみると食の楽しみが広がります。
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