バチカン市国が枢機卿のために買った建物、実はイタリア最大のゲイサウナだった


ベネディクト16世の退任により、バチカン市国では新たなローマ法王を決めるための選挙・コンクラーベが執り行われていますが、同国が枢機卿のために購入した建物が実はとんでもない物件だったことが明らかになりました。



Vatican department shares building with Italy's biggest gay sauna - Telegraph

この記事によると、バチカン市国は2008年に20の建物を購入したそうです。

これらの建物は人々にカトリックの教えを伝道する枢機卿の住居などとして用いられていますが、今回コンクラーベに参加する枢機卿15名の宿泊先として提供されている建物にはイタリア最大規模のゲイサウナとして宣伝されている「Europa Multiclub Sauna and Gym」が入居しているとのこと。

「Europa Multiclub Sauna and Gym」の公式ページ。あまりといえばあまりのアウトっぷりです。

Welcome to Europa Multiclub!

ゲイサウナは同性愛の男性同士が出会い、さまざまな意味で親交を深める場所で、当然カトリックの教義には反するわけですが、バチカン市国はこの件についてのコメントを拒否。おそらく知らずに購入してしまったものと考えられますが、なんとも皮肉な話ではないでしょうか。


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