電波を拾えてメールも使える「ストラップフォン2」を改めて解説、ほんのり漂うW-ZERO3の香り

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ウィルコムから3月21日(木)に1万2000台限定で発売された、世界最小・最軽量の携帯電話「ストラップフォン2」を以前お届けしたレビューに続いて、より詳細に解説します。

初代はフリスクサイズという小ささが際立つ端末でしたが、今回はより一層実用性を追求。そして密かにウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3」のフレーバーを漂わせるモデルとなっています。詳細は以下から。



これが「ストラップフォン2」の実機。32×70×10.7mm、重さ約32グラムの極小PHS端末です。


編集部で持参したフリスクと並べてみたところ。色味もサイズもほぼ一致します。



スマートフォンと並べてみると大きさの差は顕著です。



カラーバリエーションはピンク・ホワイト・ブラックの3色。



初代モデルでは本体が小さすぎることから、手で持ってしまうと電波が遮断されてしまいましたが、新たに背面に搭載された可動式アンテナによって物理的にアンテナ放射を手の囲いから逃がせるため、電波感度はかなり向上。また、本体内部にもサブアンテナを搭載し、感度が強い方を優先させることで、従来よりもつながりやすくなっています。


左側面には赤外線ポート


右側面にはロックスイッチがあります。


底面。ちなみにバッテリー容量は400mAhで、満充電時の連続通話時間は約2時間、連続待受時間は約300時間です。


充電用以外にヘッドセットを接続することもできるmicroUSB端子。新たにキャップも付きました。


電波感度の改善に加え、新たにEメール機能に対応。文字を打とうとして手に持ってみると、その小ささに本当に驚かされます。



文字入力時にしばらく時間が経過すると、メニューウインドウがオーバーラップする形で表示されます。これは常時表示にするとディスプレイの表示域がより少なくなってしまうことを受けた配慮。なお、ディスプレイには見やすく低消費電力な1インチ(96×64)有機ELを採用しています。


初代モデル(右)と比較したところ。質感では初代に分があるかもしれませんが、全体的な使い勝手ではストラップフォン2に軍配が上がるのではないでしょうか。




実は外箱も特殊仕様。本来外箱にはウィルコムによるデザイン制限がありますが、開発元のABITの熱意を汲んだ形に。


そして契約者向けにオリジナルスマホピアス(全6色)も提供中。スマートフォン本体のカラーバリエーションはどうしても乏しくなりがちですが、だからこそ2台目で色を楽しんでみるのも面白いのではないでしょうか。




まさに世界最小・最軽量で実用性も大きく向上させた「ストラップフォン2」ですが、気になるのが他社が同様のコンセプトの端末を発売できるのかという点。

ウィルコムの製品開発担当者に聞いてみたところ、第3世代携帯電話以降はどうしても端末の消費電力が大きく、それなりの容量のバッテリーを搭載する必要があるため、難しいとのこと。つまりストラップフォンは消費電力が少なくて済むPHSならではの端末であるわけです。

また、ストラップフォン2をmicroUSBケーブルでパソコンと接続すれば下り最大400Kbpsのデータ通信も可能。これは「HYBRID W-ZERO3」に採用されていたABIT製のW-SIM「RX430AL(通称:黒耳)」と同じベースバンドICチップを使っていることによるもので、通信速度こそは出ないものの、いざという時の通信手段としても活用できるとされています。

ストラップフォン2の製品情報ページは以下から。

WILLCOM|ストラップフォン2 WX06A



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