ソフトバンクモバイルが2013年夏モデルのフラッグシップモデルとして発表したAndroidスマートフォン「206SH」「202F」。
当初第4世代Snapdragon「APQ8064」搭載と告知されていましたが、実際は第5世代Snapdragon「APQ8064T」が搭載されている可能性が浮上したため、さっそく問い合わせてみました。
◆第4世代Snapdragon「APQ8064」搭載と告知していたソフトバンクモバイル
ソフトバンクモバイルのプレスリリースに掲載されていた「206SH」および「202F」のスペックには、いずれも「1.7GHzクアッドコア/APQ8064」と表記。なお、「APQ8064」は第4世代Snapdragonの型番です。
◆富士通のサイトでは第5世代Snapdragon 600「APQ8064T」表記に
しかし富士通のサイトでは「202F」について、最新の第5世代Snapdragon 600「APQ8064T」を搭載しているとしており、ソフトバンクモバイルの発表とは異なる表記に。
携帯電話(202F) 製品情報 - FMWORLD.NET(個人) : 富士通
◆ソフトバンクモバイルに問い合わせてみた
そこでソフトバンクモバイルに206SHと202Fの両方のCPUについて、確認を依頼したところ、以下のような回答でした。
確認したところ1.7GHz以上のコアの場合、「APQ8064Pro」もしくは「APQ8064T」など、proやtの表記になるとのことでした。ですので、この場合「APQ8064T」の表記が正しいことになります。
ちなみにクアルコムの公式ページによると、「APQ8064T」はSnapdragon 600向けの型番であるため、206SHと202Fに搭載されているCPUは第4世代ではなく、第5世代Snapdragonということになるわけです。
なお、ソフトバンクモバイルはこれらの機種がまだ開発中のものであるとした上で、両機種が搭載するCPUについて今後どのような表記にするかついては社内で検討中とコメント。本来であればアピールポイントになるはずのSnapdragon 600搭載ですが、このような煮え切らない表現にとどめるということは、まだ最終的な仕様が固まっていないということなのでしょうか。
・5月20日追記
ソフトバンクモバイル広報部によると、いずれの機種も「Snapdragon 600(APQ8064T)」搭載で確定だそうです。
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