インドの商人はお店にいるだけではありません。道路に布を敷いたり台車を出している屋台や市場も元気です。チェーン店化の進む日本の真逆を行くパワフルな光景にあちこちで出会えます。
路肩のヘルメット屋さん。インド人がヘルメットを被っている姿はなかなか想像できませんが、驚くことに被っている人をちょくちょく見かけました。オシャレ感覚な気がしてなりませんが。
こちらも路肩の洋服屋。スラムの中にいきなり出現しました。
これはクンブメーラで見つけたお祝い用のスイーツ屋さん。驚くほどのてんこ盛りですが、縁起物で次々と売れていきます。
こちらはヴァラナシのメインの沐浴場付近にある、ダシャシュワメード市場。巡礼者と観光客と地元の買い物客でとんでもない混雑になります。
フルーツの屋台。重ね方が芸術的です。
ココナツ屋さん。その場で割ってくれてココナツジュースが飲めます。最後は白いシャリシャリした身も食べますが、暑い時には最適です。
鮮やかなトマト屋さん。売れるのかちょっと心配になりますが、1kgで10ルピー(約20円)と、売れても儲けになるのか心配にもなります。でも味は絶品でした。
路上の八百屋さん。料理好きにはたまらない新鮮さです。
えんどう豆だけを売っている屋台。見ているとどこの屋台もちゃんとお客さんが来ているのが不思議でした。
レモン屋さん。ディスプレイもこだわっています。インド人はあまりお酢を使わない代わりにレモンをよく見かけます。
ちょっと離れた八百屋さんの屋台。品揃え豊富で色合いも考えられています。
少し離れたところのさらにローカルな市場です。屋台とお店が混在しています。
路上に大きく野菜を並べて半屋台状態で売っています。
路上に布を敷いた屋台。隣の女性は靴直しです。
商売そっちのけで話し込む果物屋台のおっちゃんたち。でもディスプレイは気を抜きません。
ここは本屋さん。ヒンドゥー教の神様関係の本やポスターなどがところ狭しと並んでいました。
以前紹介したサラスヴァティ祭前に出されていた露店。各家庭に飾るサラスヴァティ(日本の弁財天)像がぎっしり並んで売られていました。
巡礼者のためにはキラキラの大きな神様シールやステッカーのお店も。
こちらは流しの屋台の八百屋さん。野菜の名前を連呼しながら住宅街を歩いて売りに来てくれます。あちこちで声がかかっていたのでかなり重宝されている模様です。
ガンジス河の河畔にも屋台はたくさんあります。ガンジス河の水を入れるボトルやプージャ(祈りの儀式)のための花の首飾りなどを売るお店です。
子供も一緒に店番をしたり、観光客を狙って売りつけてきたりします。結構な値段をふっかけられるので買うならば要交渉です。
ガンジス河の沐浴場で勝手に店を開いている男性。ここでも神様のポスターなどが注目を集めています。
もちろんそれだけではありません。こちらはスナック屋さん。コップ1杯分の量り売りです。
サドゥーのおじいさんのチャイ屋。沐浴場の段差や階段が椅子代わりになります。
いかがでしたでしょうか?もちろんこうしたお店で買い物をするには毎回いろいろなやり取りが起こります。それは街により、人によって少しずつ異なり、時に和気あいあいと喋ったり、時に渋ったりしながら進みます。煩わしいと感じていたこの交渉が日常に思えた時、自分がずっとインドに近づいていることに気づくでしょう。
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