「GIF」の読み方は「ジフ」で確定、開発者が論争に終止符

JPEG、PNG、BMPなどと並んでメジャーな画像圧縮方式の1つ「GIF(Graphics Interchange Format)」。

人によって「ジフ」「ギフ」と読み方が異なり、それらの論争を嫌って「ジーアイエフ」と読む人まで見受けられる始末ですが、正確な読み方が「ジフ」であることが明かされました。

GIF Creator, Steve Wilhite, Receives Lifetime Achievement Webby Award – NYTimes.com

ニューヨークタイムズ紙が報じたところによると、GIFを開発したSteve Wilhite氏がインターネット業界におけるアカデミー賞的な位置付けとなる「ウェビー生涯功労賞(The Webby Lifetime Achievement Award)」を受賞したそうです。

GIFは今のようにブロードバンド回線が普及しておらず、画像圧縮に対して非常に高い需要があった1987年6月にリリースされた方式で、プロトタイプの開発には1ヶ月かかったとのこと。今では色数などの関係からJPEGやPNGへの移行が進んでいるものの、複数のGIF画像を順番に表示できる「アニメーションGIF」は画像と同じ扱いができるため、今でも広く用いられています。

ちなみにWilhite氏は受賞のインタビューの際に、GIF形式の読み方が「ジフ」と「ギフ」で割れていることに触れ、オックスフォード英語辞典が両方の発音を認めていることを間違いだと指摘した上で、正しい読み方は「ジフ」だと宣言。これにより長年続いていた読み方論争に終止符が打たれたことになります。

アドビシステムズ (2012-05-11)

・関連記事
【問題】「Brfxxccxxmnpcccclllmmnprxvclmnckssqlbb11116」の読みを答えなさい | BUZZAP!(バザップ!)

ルシファー、マジで、セカンド、ア○ルなど「却下された子どもの珍名リスト」が公開される | BUZZAP!(バザップ!)

【豆知識】青森大学、神奈川大学、長野大学、愛知大学、奈良大学、兵庫大学、福岡大学、沖縄大学の共通点は? | BUZZAP!(バザップ!)

読み上げるのに3時間半もかかる世界一長い名前とは? | BUZZAP!(バザップ!)

この記事をSNSでシェア

フォローまたはいいね!して最新情報を手に入れよう

こぼれ話 に関する人気記事

  1. 「萌え萌えきゅーん」終了、秋葉原のメイドカフェ「ぽぽぷれ」が閉店
  2. 熊に襲われた男たちが死の直前に撮影した動画に映っていたものとは?
  3. 「チンアナゴ顔見せ祭り」すみだ水族館が緊急開催、チンアナゴが人間の存在を忘れてしまったため
  4. 地球と月の間には太陽系の全惑星をちょうど並べることができます
  5. 紛争地域や福岡への出張に最適、防弾仕様の三つ揃えスーツが開発される

こぼれ話 の最新記事