NTTドコモが「法人向けスマートフォン(仮称)」発売へ、パナソニックは開発を担当せず



NTTドコモが「法人向けスマートフォン(仮称)」を発売することを告知しました。

法人向けスマートフォンといえば、個人向けを捨てて法人向けに特化したWindows Phone端末を投入する方針であることが報じられているパナソニックが真っ先に思い浮かびますが、開発は富士通となっています。



報道発表資料 : 「法人向けスマートフォン(仮称)」を開発 | お知らせ | NTTドコモ

NTTドコモの報道発表資料によると、同社は2013年12月から2014年1月にAndroidを採用した「法人向けスマートフォン(仮称)」を発売する予定であるそうです。

今回開発されたモデルは電話やメールなどの基本機能が使いやすい専用のユーザーインターフェースと省電力ディスプレイを搭載したモデルで、指先のみでロックが解除できる「スマート指紋センサー」やパスワードを一括管理できるアプリ「パスワードマネージャー」を採用。

電話とメールの利用が多い法人ユーザーでも安心して利用でき、簡単に高度なセキュリティを保つこともできるモデルで、ユーザーの社内に構築されたMicrosoft Exchangeサーバーとアプリケーション連携することで、外出先でもセキュアな環境でメールやスケジュール、連絡先をシームレスに利用可能です。

これが「法人向けスマートフォン(仮称)」本体。約4.3インチqHD(540×960)省電力ディスプレイ「WhiteMagic」やAPQ8064T(1.7GHz、クアッドコア)、2GB RAM、約810万画素背面カメラ、約130万画素前面カメラ(いずれも裏面照射型CMOS採用)、2500mAhの大容量バッテリーなどを備え、OSのバージョンはAndroid 4.2です。


さらにGoogle Playからのアプリダウンロードを制限することで、業務外の利用を防げるほか、自動で通話内容を録音し、あとから通話内容を確認できる、「自動通話録音機能(手動録音も可能)」に対応するなど、ビジネスシーンにあわせた使い分けができます。

また、データ通信が月額2980円できる法人のスマートフォン利用に最適なパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」も提供。ドコモは「Xiパケ・ホーダイ ライト」と比較して1955円安い料金で利用できるとしていますが、通信量制限は3GBから500MBに。


おそらくらくらくスマートフォン2をベースにバッテリー容量を増やし、法人向けに特化したモデルということになりますが、富士通がいち早く製品化してしまった今、パナソニックの動向が気になるところです。

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