これまでも多くの驚異的なロボットを作り上げて来たボストンダイナミクスが人間の足では逃げられないロボットを作り上げてしまいました。
「WildCat」はボストンダイナミクス社がアメリカ国防総省の軍隊使用のための新技術開発および研究を行う機関、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)の資金援助を得て作成されたロボット。
あらゆる地形を踏破でき、平地ではギャロップ走法などを用いて時速26kmの速度で移動可能。方向転換なども自由自在で、燃料切れになるまでずっと走り続けることができます。例えば人間がフルマラソンを2時間ジャストで走り切ると考えても時速21km程なので、平地で丸腰で逃げ切ることはまず不可能です。
Introducing WildCat - YouTube
現在でもアメリカ軍の中東での無人攻撃機(ドローン)による誤爆などが話題になっていますが、防弾仕様にしてセンサーと火器を搭載したこのロボットが地上戦に投入されるような事になれば、この上なく強力な対人兵器となることは間違いなさそう。悲劇が増えないことを祈るばかりです。
ケイエムコンサルティングLLC
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