Photo by Juliette Culver
人気のロボット掃除機ルンバが焼身自殺したことが明らかになりました。ルンバにはロビタ並の自意識があったということなのでしょうか…?
2002年にiRobot社から発売され、2012年までに世界で800万台が販売された人気の自動ロボット掃除機ルンバ。猫が乗って遊んでいる動画が人気になったり、キャラクターのカバーをかけて楽しんだりと掃除だけに留まらず愛されています。
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このルンバがオーストリアのとあるお宅で焼身自殺を計り、真っ黒な灰になって燃え尽きてしまいました。ロボットの自殺といえば手塚治虫の「火の鳥 復活篇」の元人間のロボット、ロビタの溶鉱炉での集団自殺が有名ですが、ルンバに何が起こったのでしょうか?
この家主の男性はルンバが動いている状態でキッチンカウンターの上にこぼれたシリアルを掃除させ、それが終わるとスイッチを切りました。その後男性は妻と息子と一緒に家を離れたのですが、なぜかルンバは自らスイッチをオンに。
そして熱せられたホットプレートへと移動し、そこにかけてあった鍋をどかして、結局それが最後になりました。すぐにルンバは溶け出してホットプレートにくっつき、炎に包まれ、家主たちが戻ってきた時にはこのとおり、灰の塊になっていたとのこと。
もし家主の証言が全て本当であるのなら、ロボットが自らスイッチを入れて焼身自殺を遂げるという二重にありえない事件が起こっている事になります。
なお、ルンバのスイッチが本当にオフにされていた証拠はありません。他にも「カウンターのシリアルくらいペーパータオルで拭けよ」というツッコミもあり、土足が基本のヨーロッパの家でルンバをカウンターに載せるのは「外を歩いた靴を載せるのと一緒で不衛生だ」という意見や、何より「鍋を火にかけて家族全員で外出すんな!」というあまりにもっともな批判もあります。
この家主は家財が煙でダメージを受けたとメーカーを訴訟するつもりですが、果たしてこの焼身自殺説は認められるのでしょうか?
YES Roomba Turns Itself On, Rolls Onto Stove, Burns Geekologie
(Photo by Juliette Culver)
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