月が地球の周りを周る。当たり前の話ですが、その光景はまるで地球と月がワルツを踊っているよう。NASAの探査機Junoがこの様子の撮影に成功しています。
Junoは2011年8月5日に打ち上げられたNASAの木星探査機。2013年に加速と木星への軌道に載せる目的で地球スイングバイを行いました。この際、Junoは地球の周囲を巡る月の姿を世界で初めて映像に撮影しました。
真っ暗な宇宙に浮かぶ地球の周囲をさらに小さな月が静かに、ゆっくりと周回している様子がはっきりと見て取れます。
月と地球がどれほど離れているのか、なかなか目の当たりにすることはできませんが、心細くなりそうな距離です。人類が70億人この星に住んでいるのかと思うと感慨深いものですね。
大人のための図鑑 地球・生命の大進化 -46億年の物語-
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田近英一
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