太陽を虹色に染め上げると、宝石箱のような全く別の顔が見えてくる



私たちが毎日生きているのは間違いなく太陽のおかげ。でも、いつも見ている太陽を異なる波長の光を通して見てみると、驚くほど全く違う顔が浮かび上がってきます。

NASAが公表したこの動画は太陽の姿を異なった波長で分けたもの。こうして色分けすることで、波長ごとに太陽の違った温度帯の物質の姿を細かく見ることができます。




例えば黄色の光(5800オングストローム)は5700度、紫色の光(94オングストローム)は630万度程度での太陽の活動を見せてくれます。実際の映像は以下から。

NASA Jewel Box Sun - YouTube



昼間は真っ白な光の玉にしか見えない太陽ですが、その動きは地球をいくつも飲み込むほどのスケールでこの上なくダイナミック。寒い季節こそ太陽の姿に思いを馳せてみるのもよさそうです。

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