1年毎に刻まれる樹木の年輪。ここから過去の多くの情報を知ることができますが、もしターンテーブルで音楽を再生できたら素敵じゃありませんか?そんな素敵なターンテーブルをつくってしまった人がいました。
アーティストのBartholomaus Traubeckさんは樹木の年輪を音楽として再生するために、特別製のターンテーブルを作成しました。
このターンテーブルは樹木を針で直接「演奏」するわけではなく、ステッピングモーターの取り付けられたコントロールアームの先端のプレイステーション用のカメラPlaystation Eyeを使用しデータを読み込んでコンピュータに送り、DTMソフトのAbleton Liveを使用してピアノトラックとして出力しています。
これを応用すれば樹木だけでなくいろいろなもの(アナログレコードさえも)再生できることになってしまいます。音色は人間離れしてダイナミックである意味不気味です。
YEARS on Vimeo
即興演奏のバリエーションとして考えるといろいろできそうです。「樹齢500年の杉の木の音を聴く」なんて楽しみ方も面白いかもしれません。
What Tree Rings Sound Like Played on a Record Player LiveScience
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