NTTドコモがインドから撤退



NTTドコモがインドから撤退することになりました。

報道発表資料 : インドTata Teleservices Limitedの株式に係るオプション行使の決議について | NTTドコモ

NTTドコモの報道発表資料によると、同社は本日行われた取締役会において、2009年に出資したインドの通信事業者のTata Teleservices Limited(TTSL)の株式すべてを売却するそうです。これはTTSLが2014年3月期の会計年度において所定の業績指標を達成できなかったことを受けたもの。

インドのタタ・グループの持株会社「Tata Sons Limited(以下タタ・サンズ)」とTTSLの株主間協定に従い、NTTドコモは取得価格の50%(総額約725億ルピー、約1254億円)または公正価値のいずれか高い価格で売却できる買い手の仲介をタタ・サンズに要求する権利を6月に行使する予定。

タタ・サンズの対応状況により、上記条件での取引が実現しない可能性があるとのことで、売却額などは現時点では未定とされています。

なお、NTTドコモは2009年3月に約2523億円、2011年5月に約144億円を出資。中国に次ぐ人口を誇るインドへの通信事業進出は頓挫したことになります。

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