タコツボという言葉もあるように、タコをツボに入れたら出てこれなくなると思っていませんか?江ノ島水族館がタコを瓶に詰めた上にしっかりと蓋を閉めてみた実験動画が海外で話題になっています。
古来、タコ壺漁という漁の方法があったように、タコを壷に入れると逃げ出さずにじっとしているというイメージを持っていませんか?江ノ島水族館が2010年に公開したこのムービーではタコを瓶詰めにした上に、しっかりと蓋を閉めています。さて、タコはどうするでしょうか?
足の吸盤を蓋の裏側に吸い付かせ、なんと内側から蓋を回して開けてしまいました。この意外なタコの賢さが衝撃を与え、海外で話題になっています。寿司がメジャーになってきたとはいえ、まだまだ気持ち悪いと思われることの多いタコ。こんな頭の良さを見せられたらちょっと恐怖かもしれません。
ちなみにタコ壺漁でタコが逃げ出さないのは壷を「外敵から身を守るための隠れ家」と認識しているためとのこと。現在では効率が悪いためほとんど行われていませんが、網漁で捕獲されたものに比べて体が傷つかないため「幻のタコ」と珍重されてほとんど市場には出回らないそうです。
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