49年ぶりに復活した祇園祭の「後祭」はどれほど盛り上がっていたのか?

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今年ほぼ半世紀ぶりに復活した祇園祭の後祭。150年ぶりに再建された大船鉾と共に大きな話題になっていますがどれほどの盛り上がりを見せたのでしょうか?先祭とくらべてみます。

祇園祭の後祭はことわざの「あとの祭り」の語源という説もあり、先祭と比べて活気が無いものだとされてきたとも言われています。49年前に廃止され、今年復活を遂げましたが、実際どれほどの賑わいだったのでしょうか。

後祭には150年前に焼失した大船鉾が再建されたこともあり、後祭自体の復活と併せて大きな話題となっていますが、宵山では屋台の出店は行われず、四条通や烏丸通も歩行者天国にはならないため、どれ程の人が集まるのかは未知数でした。

先祭の宵山の模様と昨日の後祭の宵山の模様を比較してみます。まず四条烏丸交差点付近の人の様子。先祭では歩行者天国となり、東側の長刀鉾から函谷鉾や月鉾を目指して大勢の人が歩いています。通勤ラッシュ時の新宿駅の半分ほどの混雑ぶりといえばどれ程混み合っているかお分かり頂けるでしょうか。



こちらは後祭。歩行者天国はありませんが歩道は特別混雑もしておらず混乱はありません。大舩鉾を除く9つの山が四条通北側にあるため、そこまで人が集中することがないというのが実のところ。



後祭で最も混み合っていたのはもちろん大船鉾。1864年の禁門の変で大部分を消失して以来、150年ぶりの復活が大きなニュースとなっており、ひと目見ようとする観光客が行列を作っていました。


歩行者一方通行となった四条通からの入り口付近では1時間待ちとのアナウンスがありましたが、実際に並んでみると20分足らずで大船鉾まで到達できました。




後祭で他の山が置かれているのは主に新町通と室町通。先祭の時はこのエリアも歩行者一方通行が数多く見られており、屋台も多数出店されていました。




こちらが後祭。賑わっていますが歩行者一方通行はごく一部のみ。屋台はありませんが各レストランやカフェなどが店の前にブースを設けてドリンクなどを販売しておりお祭りムードも楽しめます。




また、呉服屋などはこの時に併せてセールも行っており、先祭の時に比べて人が少ない文じっくり品定めができます。


祇園祭ではあちこちの家で屏風などをこの時だけ展示するのですが、こちらもゆっくり楽しむことができます。


結論としては先祭よりも規模が小さく雰囲気もゆったりとしている分、人混みの苦手な人や子供連れでもじっくりと安全に楽しむことができます。今後は後祭に併せて飲食店も特別メニューや店先のブースなどでの対応も増えてきそうですし、先祭とは違った風合いでの楽しみ方を求める人が訪れることになりそうです。

もちろんこれで人が増えれば方針や形は少しずつ変わっていくと思われますが、今まで敬遠していた人もチェックしてみる価値はあります。

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