「Zenfone」シリーズで国内スマホ市場に参入したASUSに続き、同じ台湾の大手メーカー・Acerも参入しました。第一弾は1万円で買える格安スマホ「Liquid Z200」です。
これが「Liquid Z200」本体。4インチWVGA(800×480)液晶にMediatek MT6572M(デュアルコア、1GHz)、512MB RAM、4GB ROMなどを備えたAndroid 4.4.2スマートフォン。
背面には笑顔認識、パノラマ撮影対応でハードウェアキーを押すだけで起動できる200万画素カメラを搭載。さらに大音量スピーカーとスマホ用のDTS Studio Soundによって、音楽を高音質で再生可能。
なお、LTEには対応せず、国内では900MHz、2.1GHz帯のW-CDMA(3G)のみ利用可能。完全にエントリーモデルです。
よく使うアプリだけを表示する「シニアモード」、電話とSMSに機能を限定する「ベーシックモード」、基本的な通信アプリを表示する「クラシックモード」、素早くダイヤルできる「キーパッドモード」の4種類のホームスクリーンをプリセット。用途に応じて使い分けられます。
なお、Acerのプレスリリースによると、SIMフリースマホ「Liquid Z200」は1月28日(水)から全国の一部ブックオフ店舗で発売。
丸紅グループが提供する格安SIMカードのブックオフオリジナルプラン(データ通信専用プラン、LINEや050 Plusでの音声通話は可能)がセットになるとのことで、1万円程度の価格を想定しています。
ちなみにLiquid Z200が国内で対応する900MHz(いわゆるプラチナバンド)の3Gはソフトバンクのみが提供しているのに対し、丸紅グループの通信サービスはNTTドコモ回線を利用したもの。つまり2.1GHzの3Gのみ利用できる……ということのようです。
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