【実験】テロリストとの誤解が吹き荒れる中、イスラム教徒の男性が目隠しでフリーハグを求めると…？

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ISILの卑劣なテロが横行する中、無関係なイスラム教徒への差別や偏見までもが非イスラム諸国では吹き荒れています。そんな中、カナダで社会実験を行ったイスラム教徒達がいました。詳細は以下から。

ISILによる日本人人質事件は最悪の結末を迎え、その後ヨルダン人パイロットが生きながら焼き殺される動画が公開され、続いてアメリカ人女性人質も殺害されたことが確認されています。

こうした情勢の中で、ISILを名乗るテロリスト集団とイスラム教が混同されるという事態が非イスラム諸国では頻発。日本でもモスクに脅迫や嫌がらせの電話が相次いでいることが報じられました。

東京新聞イスラム教徒「偏見やめて」　モスクに脅迫電話社会(TOKYO Web)

先日はアメリカ合衆国でイスラム教徒3人が殺害される事件が発生し、犯人がネットにイスラム教などへの批判を書き込んでいたことから偏見の有無が焦点となっています。

米イスラム教徒３人射殺で波紋広がる　NHKニュース

テロリスト集団のISILとイスラム教の混同は、地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教と仏教を同一視するような無知に基づく明白な間違いです。しかしイスラム教が身近に存在しない国々では残念なことに「イスラモフォビア」と呼ばれるイスラム教徒への偏見が少なからず存在しており、9.11テロや現在のISILのテロなどによって増幅されてしまいました。

こうした厳しい状況のもと、カナダのトロントの繁華街でAsoOmii JayさんがマルチメディアプロダクションのTIME VISION PRODUCTIONSとコラボレーションして作成した動画が「Blind Trust Project」。

目隠しをしたイスラム教徒の男性が街頭に立ち、2枚のプラカードを足元に置いてハグを求めます。プラカードにはそれぞれ