防水・防塵・耐衝撃・耐寒・対塩害などの高い耐久性を備え、カシオの「G’zOne」シリーズ難民の希望の星となった、auの2014年夏モデル「TORQUE G01」。
そんな同モデルが今度は世界初となる、海水にも対応した「TORQUE G02」として帰ってきました。なんと今もなおオークションで高値で取引される名機「G'zOne TYPE-X」っぽさを思い起こさせるカラーバリエーションでの展開です。詳細は以下から。
TORQUE G02本体。Snapdragon 400 MSM8928(1.4GHz、クアッドコア)、2GB RAM、16GB ROMなど、基本的な性能はG01と同じですが、ディスプレイが4.5インチから4.7インチにサイズアップ(解像度は1280×720のまま)し、直射日光下などでも従来より視認性の良いシャープ製のIGZO液晶に。
背面カメラは800万画素から1300万画素、前面カメラは200万画素から500万画素へと、カメラが高画質化しています。
「武骨だけど格好いい」を地でいくようなデザインです。
ネットワーク面では新たにau 4G LTEの「キャリアアグリゲーション(下り最大150Mbps)」および「WiMAX 2+」に対応し、高音質音声通話「au VoLTE」をサポート。そのほか、赤外線が非搭載となった代わりに、新たにワンセグを搭載しています。
レスポンスは上々。ディスプレイも発色が良く、さらに見やすくなりました。
そして最も大きなポイントが、新たに実装された耐海水(水深最大1.5メートル)性能。気圧センサーとタッチパネルが自動で水を検知する、世界初の試みを取り入れることで、水中でハードキーを用いたスマホ操作が可能となったため、「沖縄の海でシュノーケリングしながら水中撮影」といった使い方もできるようになりました。
水に漬けると「水中カメラへようこそ!」という文字が表示され、専用の撮影モードになります。
水中撮影の様子
また、耐荷重性能は大柄な人間が踏みつけても大丈夫な100kgに。耐落下性能も1.22→1.5メートルと、さらに強くなって帰ってきたほか、待望の電池交換も可能になりました。非接触充電「Qi」採用で、充電の際にキャップを開く必要もありません。
落として踏んでみたところ
カラーリングには従来のレッド、ブラックに続いてグリーンを追加。スポーツバイク「DUCATI 1199」のようなデザインを目指したボディがG02の特徴です。
極地で使いたいユーザーのためのハードホルダーや、水に浮くアクセサリーも提供されます。
各種センサー連携アプリを用いれば、海や山岳地帯など、局地での利用がさらに快適になる部分もTORQUE G02ならではです。
・TORQUE G02(京セラ製、7月上旬発売予定)
ディスプレイ:約4.7インチHD(1280×720)液晶
CPU:Snapdragon 400 MSM8928(1.4GHz、クアッドコア)
メモリ:2GB RAM、16GB ROM
背面カメラ:1300万画素
フロントカメラ:500万画素
キャリアアグリゲーション:対応(下り最大150Mbps)
WiMAX 2+:対応(下り最大110Mbps)
国内向け機能:おサイフケータイ、ワンセグ
防水・防塵:IPX5/8、IP6X
バッテリー容量:2910mAh(Qi対応)
OS:Android 5.1
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