携帯電話会社の回線を借りて、安価な通信サービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)市場がにぎわいを見せる昨今、用途に応じて2枚のSIMを使い分けることができるSIMフリーLTEルーターが発表されました。詳細は以下から。
NECおよびNECプラットフォームズ(旧NECアクセステクニカ)のプレスリリースによると、同社はSIMフリーのモバイルルーターで国内初となるLTE-Advancedに対応した「Aterm MR04LN」を7月16日から発売するそうです。
Aterm MR04LNは下り最大300MbpsのLTE-Advancedに加え、2ストリーム対応のIEEE802.11ac採用で、5GHz帯で最大867MbpsのWi-Fi通信が可能。バッテリー容量は2300mAh(着脱可能)で、Wi-Fiで最大12時間、Bluetoothで最大24時間駆動します。
また、microSIMカードを2枚挿入できるデュアルSIM対応によって、「低速な使い放題サービスと高速な上限付きサービス」といった使い分けができるように。
対応周波数は800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2.1GHzと、基本的にNTTドコモのLTEを利用することを想定しており、「OCN モバイル ONE」「BIGLOBE LTE・3G」「ぷららモバイルLTE」「IIJmio高速モバイル/Dサービス」「楽天モバイル」などの通信事業者や家電量販店などから順次発売される予定です。
LTE-Advanced対応のモバイルルータ「Aterm MR04LN」を発売 (2015年06月30日):プレスリリース | NEC
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