1周年を迎えた格安SIM「mineo」発表会まとめ、ドコモ・au回線選択可能&解約金撤廃など大きくテコ入れ

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ケイ・オプティコムが格安SIMサービス「mineo」を提供して1周年を迎えるにあたり、新戦略発表会を実施しました。詳細は以下から。

◆速報
格安SIM「mineo」にドコモプラン追加、1枚のSIMでau・ドコモ回線対応も視野に


◆発表会の様子
発表会に登壇したのはケイ・オプティコムの藤野社長。


いきなり9月からドコモのMVNOに参入し、日本初のマルチキャリア事業者になることを明かしました。


mineo事業の振り返り。「必要なものを、必要なだけ」というコンセプトの元で、ドコモ回線ではなくあえてau回線を採用したMVNO事業をスタートさせました。



初心者でも簡単に使えるよう、auで発売されているモデルと同じスマホとSIMをセットで販売するなど、キャリアに準じたサービスを提供するよう心掛けてきたのがmineoです。


契約数は1年で当初の目標(10万人)を下回る約7万人。iOS対応の問題が大きかったのだと思われます……


興味深いのが女性ユーザーの比率がどんどん上がりつつあること。もともとケイ・オプティコムは関西の企業ですが、全国区でサービス展開できるようになりました。


また、データ通信プランと音声通話プラン利用者の割合が逆転。MNPを利用したメインキャリアとしての利用が増えています。


データ通信容量を選べるようにし、エントリーからハイスペック、モバイルルーターまで幅広くラインナップ。キャリアモデルがそのまま販売される、なかなか画期的なMVNOです。


IP電話を用いた音声通話サービスに加え、ユーザー向けコミュニティサイトなど、サポートも積極的に展開。



そして今回、ドコモ回線でも利用できるSIMを提供することで、日本初のマルチキャリア展開を進めることになりました。


MVNO事業者にとって、大きな後押しとなったのが今月からスタートしたSIMロック解除。


しかし「メリットが分からない」などの疑問点が数多く寄せられていた上、そもそも通信方式が違うため、他社の回線を使えないというデメリットも。




そんな問題を解決できる一助となるのが、今回発表されたmineoのマルチキャリア展開。端末に応じて最適なSIMを使い分けることができるようになるわけです。


将来的には1枚のSIMで最適なネットワークを選択可能に。



極めつけには異なるキャリアの回線を用いていても、家族で自由にパケットを分け合えるようになる上に……


家族以外にもパケット分け合いが可能に。


テコ入れ策として、最低利用期間や解約清算金も撤廃されます。


海外渡航者、訪日外国人、法人向けのサービスも相次いで提供へ。



1周年キャンペーンやアンテナショップ開設、チャットを用いたカスタマーサポートも提供されます。



「スマホ解放宣言」が今回のキャッチコピー。気が付けばNTT系の会社がドコモ回線を用いたMVNOで多くのシェアを獲得している中、マルチキャリア対応でどれだけ巻き返せるかがmineoの今後を大きく左右することとなりそうです。


◆トークセッション
mineoのCMキャラクター、有吉弘行とベッキーによるトークセッションも繰り広げられました。

有吉とベッキーが格安SIM「mineo」発表会に登場、トークセッションムービー&フォトギャラリー


◆質疑応答
時事通信橋本:
卸の料金を考えるとドコモの方が安いと思うが、auプランより安い?ソフトバンクのMVNOに参入するつもりは?VoLTEには参入するの?

ケイ・オプティコム 藤野社長:
料金は詰めていますが、できるだけ分かりやすい料金にしたい。差をあまり付けないようにするか、接続料に見合うようにするかは検討中。ソフトバンクさんはどうするか時期を見て考えるが、当面はauとドコモ。

モバイル事業戦略グループ グループマネージャー 津田和佳:
VoLTEは提供していきたいが、時期については申し上げられない。

朝日新聞:
関西で強いというイメージがあるmineoだが、東京で会見を開いた狙いは?iPhoneで使えないというのがネックになっていたが、現在の対応状況は?

藤野社長:
大阪と東京を同時に発表しておりまして、一番大きなマーケットとして重視している東京で社長、大阪で専務という登壇状況。端末が8割売れている関西を決しておろそかにしていない。iPhone 6については原因究明を交渉している。auさんかAppleさんが悪いのか、分からない状況。ドコモさんが使えるようになればその問題はかなり軽減される。

朝日新聞:
1枚のSIMカードでマルチネットワークを提供する時期は?

藤野社長:
ドコモさん、auさん、ソフトバンクさんが加入者情報を提供するサーバーを解放していないので、メドはたっていないが、早期に進めていきたい。

日経コミュニケーションズ堀越:
加入者数7万人の評価は?

藤野社長:
競合他社さんの参入やiOSの問題で、10万人の目標が7万人にとどまったと考えています。マルチキャリア展開で巻き返したい。1年後に27万人に増やす目標。

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