auが下り最大300MbpsのLTE展開へ、ドコモの「国内最速」わずか1ヶ月で終了



先ほどKDDIがau版「Xperia Z5」の発売を告知しましたが、合わせてひっそりととんでもない発表が行われています。詳細は以下から。

ハジマル、新しいカメラ体験「Xperia (TM) Z5」が登場! | 2015年 | KDDI株式会社

KDDIが先ほど発表したXperia Z5のプレスリリースによると、同社はXperia Z5の発売に合わせ、山形県の一部で下り最大300MbpsのLTEサービスを提供するそうです。

Xperia Z5のスペック表にさりげなく書かれた「山形県の一部エリアにおいて、受信最大300Mbpsに対応しています」の文字。キャリアアグリゲーションを用いたFDD-LTE形式での提供となります。


なお、現時点での「国内最速」サービスは、iPhone 6s発売に合わせて9月25日からNTTドコモが開始させた下り最大262.5MbpsのLTE

同社は国内最速である旨をテレビCMでひたすらアピールしていますが、非常に限られたエリアとはいえ、わずか1ヶ月ほどで最速の座を奪われることになります。


なお、ドコモは2015年11月に3つの周波数帯をキャリアアグリゲーションで組み合わせた、下り最大300Mbpsのサービスを2015年冬モデルが発売される2015年11月に導入予定。


つまり今回auが提供する下り最大300MbpsのLTEは、ドコモがやろうとしている3波キャリアアグリゲーションを先取りしたものなのでしょうか……?

・15:23追記
KDDI広報部に問い合わせたところ、提供を予定している下り最大300MbpsのLTEサービスは700MHz、800MHz、2.1GHzの3波を組み合わせたキャリアアグリゲーションで実現するそうです。

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