「しらすマシマシ」なしらす丼を楽しめる和歌山市加太の満幸商店


友ヶ島の対岸に当たる和歌山市加太の淡島神社の境内にマシマシなしらす丼を楽しめる海鮮料理屋さんがありました。友ヶ島の前後の腹ごしらえにぴったりです。

「海に落ちたラピュタ」こと友ヶ島に渡るために必ず訪れる和歌山県和歌山市加太。船着き場からすぐの加太淡島神社境内に人気の海鮮料理屋さんがありました。その名は満幸(まんこう)商店。大きく声に出して読みたい素敵な店名です。

ここは友ヶ島への連絡船の発着所から徒歩5分弱の淡島神社の鳥居を潜ったすぐ左側に並んでいる海鮮居酒屋のひとつ。満幸商店は3軒あるうちの真ん中です。

入り口にはお土産品が並んでいます。干物や新鮮な海産物などがずらり。ちなみに混雑している時は「シラス丼」をはじめとする一部メニューは野外の席で食べることも可能。この日は船待ちで時間があったので店内で食べることに。

朝9時半頃でしたが、既にほぼ満席。朝食を取っている人もいれば、朝からビールを飲んでいる人も。こういう自由な感じはたまりませんね。

店内には有名人のサイン入り色紙があちこちに貼られています。そしておすすめのメニューも多数。看板メニューのしらす丼だけでなく、あれこれ楽しめるようです。

メニューのしらす丼のページです。トリプルサイズ3980円のチョモランマっぷりが目を釘付けにします。実際にはおひとり様向けのノーマルサイズの9倍の量となり、トリプルどころではありません。そう考えると値段的にはお得ですが、友ヶ島探検を控えたBUZZAP!取材班はノーマルサイズを選択。

そのかわりと言ってはなんですが、おすすめメニューにも記載があり、食べログなどでも絶賛されているわさびスープをオーダー。鯛の骨を一晩コトコト煮込み、特性の刻みわさびを入れて食べる「コラーゲン・カルシウムたっぷりの満幸商店の超名物スープ!」という激推しっぷりなので期待大です。

まずはしらす丼がやってきました。マシマシです。ご飯茶碗にすり切りで盛られたご飯の上に、これでもかとうずたかく積み上げられたしらす。子供の頃にやった崩し将棋を思い出させる絵面です。

そのまま食べてももちろん美味しいのですが、付け合わせの醤油だれがまた絶品。ほんのり甘みがあり、お好みで中に入っている梅を潰して酸味をくわえながらいただくのがよさそうです。白飯好きならひとりでダブルサイズにチャレンジしてもいいかもしれませんが、これだけでお腹いっぱいにするより他に2品ほど頼んだ方が海鮮料理屋としては正解かも。

そしてこちらがわさびスープ。わさびはあくまでオプションで濃厚な鯛のスープなので、お子さんやわさびが苦手な方も問題なく食べられます。味わいはとにかく芳醇で濃厚。磯の料理というワイルドさがありながらも雑味もなくするすると食べられます。

基本的にそれぞれの器にとって刻みわさびを少しずつ入れながら食べるスタイルなので、わさびありとなしの両方を楽しめるのがまたよいです。お腹いっぱい食べたい人はうどんや雑炊にすることも可能。ですが、しらす丼のノーマルとわさびスープだけでふたりがお腹いっぱいになる量であることは間違いありません。

他にもいろいろ気になるメニューが満載の満幸商店。お酒も込みで食べに来るのも良さそうですが、夜営業はコースのみで2日前までの予約が必須なので要注意です。

満幸商店

住所:
和歌山県和歌山市加太118 淡嶋神社境内

営業時間:
9:00~17:00
17:00~(夜は二日前までに要予約。コースのみ)

定休日:
無休(悪天候時は休業)

満幸商店 - 築地橋 魚介料理・海鮮料理 [食べログ]


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