4年ぶりの新機種「KYF32」の魅力は?10機種目を迎えた「かんたんケータイ」のこだわりを京セラが徹底解説



7月30日にauが発売したシニア向け携帯電話「かんたんケータイ KYF32」。

実にシリーズ10機種目となる記念すべきモデルですが、今までどのような点を意識して開発してきたのか、そしてKYF32の魅力はどこにあるのかなどを、開発元の京セラ自らが解説しました。詳細は以下から。

2005年6月に発売された「W32K」から継続してかんたんケータイを開発してきた京セラ。先日、4年ぶりの新機種として発売された「かんたんケータイ KYF32」で10機種目を迎えました。


携帯電話の契約数が日本の総人口を超えた現在、かつてのように新規契約者は減り、かんたんケータイ利用者の実に94%が機種変更ユーザーとなりました。


かんたんケータイのターゲット層は60歳以上。日本の人口推計で見ると、実に3割以上を占める一大市場です。


巣鴨で街頭インタビューするなど、開発に当たって多くの高齢者の声を集めてきた京セラ。とりわけ「声の聞き取りやすさ」「画面の大きさ(見やすさ)」「ボタンのわかりやすさ」などの要素が強く求められています。



聞き取りやすさに対して、画面が直接震えることで、どこに耳を当てても音声が聞き取れる「スマートソニックレシーバー」というアプローチを採用した京セラ。同時に高齢者が聞き取りにくい音域の調整も行っています。


キーの形や視認性、そして押しやすさにもこだわり。


画面の見やすさ、操作時に迷わず安心して使える気配りなど、利用にあたってとにかくハードルを低くしているのがポイントです。



そんな取り組みの中で、4年ぶりに生まれた新機種が「かんたんケータイ KYF32」。


フィーチャーフォンのような外見でありながら、スマホと同じ部品を使った「ガラホ」にあたるモデルで、高齢者が聞き取りづらい高音域も補完できる「au VoLTE」に対応。スマートソニックレシーバーを組み合わせることで、相手の声をよりクリアに聞き取れるようになりました。


前モデルの3インチワイドQVGA(400×240)から3.4インチフルワイドVGA(854×480)にまで高精細&大画面化。文字をはっきりと表示できる上、大きく見やすくなっています。


キーが大きくなったほか、余白を増やしたことで押しやすく。ボタンの色と文字の色のコントラストを強くするなど、視認性にも配慮しています。


さらに防犯ブザーや、歩数計と組み合わせた安否確認機能などの安心機能も。



歩行距離に応じて壁紙が東海道五十三次に変わる、エンタメ要素も盛り込んでいます。


防水・防塵を進化させた上、耐衝撃にも対応。もし落としてしまうようなことがあっても安心です。


かんたんケータイ最大となる約800万画素カメラを搭載。高精細・大画面液晶と合わせて、高齢者でも携帯で写真撮影をより楽しむことができるようになりました。手ブレ補正や顔認識にも対応したため、孫の写真や旅行の写真などをしっかりと残すことができるのは、うれしいポイントではないでしょうか。


高齢化社会を迎えるにあたって、これまでのノウハウを生かした継続的な開発を進めていくことを表明した京セラ。50代以下についてはいち早くガラホ化した「GRATINA 4G」と棲み分けるほか、今後もガラホベースのモデル開発を進めていくとしています。


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