進むPHSのサポート終了、京セラが17機種でバージョンアップを打ち切りへ



実質終了で需要が低迷しているPHSの製造工場を京セラが閉鎖することを先日Buzzap!でお伝えしましたが、大多数の機種でサポートが終了することが明らかになりました。詳細は以下から。

京セラ製ケータイをお使いの一部のお客さまへ ~バージョンアップ提供期間について~ | ワイモバイル(Y!mobile)

ワイモバイルの告知によると、「京ぽん2」ことWX310K(2005年発売)などを含む京セラ製PHS17機種について、2016年12月1日以降バージョンアップが利用できなくなるとされています。

・2016年12月1日以降バージョンアップが利用できなくなる機種
WX340K、WX341K/KP、WX350K、WX01K、WX02K、WX03K、WX05K、WX07K、WX09K、WX310K、WX320K、WX320KR、WX330K、WX331K、WX331KC、WX333K、WX334K/KP

なお、2013年発売の「STOLA WX08K」などを含む6機種については、11月30日までに最新ソフトウェアを適用すれば、以降もバージョンアップを継続利用できるとのこと。

・2016年11月30日までに最新ソフトウェアを適用すれば、以降もバージョンアップが継続利用できる機種
WX08K、WX11K、WX12K、301KC、401KC、402KC

気が付けば2014年発売の「CRESTIA 402KC」以降、PHSを発売していない京セラ。従来のPHSが担っていた役割は、ガラケーの筐体にスマホの部品、カスタムAndroidを組み合わせたガラホこと「DIGNOケータイ」が引き継いでいます。

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