【動画】1972年のゼロックス「Alto」のCMが電子メールとインターネットの普及を予測していた

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今から44年前、既に電子メールやインターネットが一般的なものとなることが予測されていました。詳細は以下から。

1972年、ゼロックス社は将来のグラフィカルな操作環境の開発を見越したコンピュータ「Alto」のCMを作成しました。これは未来のオフィスの環境を予測するという内容で、Altoの性能を紹介したもの。

Altoは1970年代にして驚くべきことにイーサネットを用いたネットワーク、マウス、プリンタ、電子メール、ウィンドウズ形式のユーザーインターフェースなど、現在のPCの利用環境に極めて近い特徴を備えていました。

CMではコーヒーを飲みながら朝一でメールチェックする男性が登場。必要なメールをプリントアウトします。その後ネットワーク経由で情報収集を行い、さらにAltoは男性の誕生日を祝って花の画像を送ります。この辺りはSiriよりも気が利いているかも知れません。

Xerox Parc - Office Alto Commercial - YouTube


Altoは結局市販されることはなく、約1500台が制作されて研究機関などに配布された幻の名機として知られるに留まっていますが、ここで示されたコンセプトは現在のPCに極めて大きな影響を与えています。

このCMはある意味予測であることを超えて、Altoが以降のPCの方向性に大きな影響を与えたからこそ今現在のPCの環境があるとも言えるのかもしれません。

しかし、ホワイトハウスがアメリカ国家安全保障会議 (NSC) 従事者のためにIBMの電子メールシステムを導入したのが1982年で、アメリカ合衆国で商用インターネットが始まったのが1988年だと考えると、極めて早い時期に現代に通じる方向性が示されていたことに驚かされます。

A 1972 Commercial For the Xerox Alto Computer Predicts the Office of the Future


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