【昆虫食】食用ミールワームを卓上で大量飼育できるお手軽農場キット「Hive」

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一般的になってきた昆虫食、自宅のキッチンで簡単に食材を作れるキットが登場しています。

国連が推奨し、最近はテレビなどでも紹介されるようになってきた昆虫食。気がつけばカエルやヘビ並にハードルも下がりつつあり、各地で昆虫食イベントなども開催されているため、食べたことあるよという人も珍しくなくなってきました。

そんな昆虫食の中でも飼育のしやすさと見た目の抵抗感の少なさ、味や食感のクセのなさなどから人気なのがミールワーム。ゴミムシダマシの幼虫であり、小鳥、爬虫類、両生類などの生餌として古くから利用されてきたことからミールワーム(Meal Worm)と呼ばれています。

このミールワームを簡単に、キッチンの卓上で大量飼育できてしまう農場キットがLIVIN Farmsの「Hive」。1週間で200gから最大500gものミールワームを「収穫」できてしまうのです。しかも餌は料理で生じる野菜などの生ゴミでOKなので、ゴミの減量にも繋がるのです。



Hiveは多層構造になっており、一番上の段にさなぎを入れておくと成虫になり、卵を産みます。それらが孵って育ち、ルーバー状になっている各層で餌を食べて大きくなって行きます。成長と共にルーバーを開けて下のレイヤーに落としてゆき、食べ頃になったら一番下のトレーから「収穫」して美味しく頂きます。



この際、サナギになったミールワームは一番上の段に戻してあげると成虫になり、再び卵を大量に産んでくれるため、次のミールワームがどんどん育つという仕掛けです。本来なら捨てるはずの野菜の生ゴミだけで延々と食物を生産できると考えると非常に合理的、経済的でもあります。


公式サイトにこのような対比表がありましたが、ミールワームをはじめとする昆虫は同じ重量の牛肉を生産するのに比べて土地、餌、水、二酸化炭素排出量が非常に少なくてすむ、極めてコストパフォーマンスに優れた食材です。


動画でのHiveの説明はこちらから。

The hive? - The first device to grow edible insects at home - YouTube


Hiveは昨年クラウドファンディングサイトKickstarterで資金を募集して目標額の1.5倍の資金を集めて製品化されました。現在649ドル(約65000円)でプレオーダーを受け付けています。配送は2016年11月ということで、クリスマスプレゼントにも間に合ってしまいます。


まだまだ日本ではゲテモノ扱いされる場合が多いですが、安価で環境負荷が少なく、しかも美味しいタンパク源として今後重宝されることは間違いありません。周りのお友達よりも早くこのビッグウェーブに乗ってみてはいかがでしょう?

The Hive, A Desktop Farm for Raising Edible Insects

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