MVNO初の試みとなるmineoの「フリータンク」が枯渇の危機にあることを先日Buzzap!でお伝えしましたが、思いも寄らぬことが原因であることが明らかになりました。
どうやら「助け合いの精神」というコンセプトを無視する、心ないユーザーがいるようです。詳細は以下から。
フリータンクに対する運営事務局の方針と今後について | スタッフブログ | マイネ王
ユーザー同士の交流を目的としたmineo公式サイト「マイネ王」の、フリータンクの今後についてのスタッフブログに寄せられたコメントによると、フリータンクからの引き出し(OUT)が増大した原因の一つに、「パケットのオークションでの転売」があるそうです。
Buzzap!編集部でヤフオク!を調べてみたところ。2017年1月27日17:25現在、出品されているパケットの中にはフリータンクで1回に引き出せる上限の500MBや、月間で引き出せる上限となる1000MB(1GB)のものも。現時点ではフリータンクから引き出したパケットを、パケットギフトを使って売ることはできるようです。
なお、あくまでユーザー同士の助け合いを目的としたサービスであるため、フリータンクが枯渇した場合もmineo側からパケットを補充されることは無いと告知されていますが、ユーザーからは「1GBもらえるとプロモーションした以上、補充すべき」という厳しい声も。
しかしそのユーザーのプロフィールを確認したところ、フリータンクに入れたパケットは10MBしかない一方で、引き出したパケットが14000MB(14GB)にもおよぶなど、悲しくなってくるような利用実態となっています……。
ほんの数ヶ月前まで「余ったパケットをユーザー同士で融通しあえる」という互助の精神が上手く機能していたフリータンク。2月には改善策が告知されるとのことですが、はたしてサービスは続けられるのでしょうか。
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