手のひらサイズのモバイルパソコンでありながら、ゲーム機としても使える「GPD WIN」が値下がりしました。
携帯性に優れているだけでなく、ファンの回転速度を調整できるため、先ごろ発売された「GPD Pocket」よりも安定してゲームプレイを楽しめる点も魅力です。詳細は以下から。
これが「GPD WIN」。反射光を抑えて見やすいフルラミネート加工が施された、マルチタッチ対応5.5インチHD(1280×720)インセル型IPS液晶にIntelのAtom x7-Z8750(最大2.53GHz)、4GB RAM/64GB eMMCを搭載した超小型ノートです。
W-ZERO3シリーズのような横スライド式スマホやPDA、超小型パソコンに魅せられた人にとっては垂涎もののQWERTYキーボードやアナログスティック、十字キー、プリントが剥がれづらいシルクスクリーン加工が施されたABXYボタンを備えています。
アナログスティックは日本のアルプス社のものを採用。
本体外側にはオムロン社製のR1・R2、L1・L2キー。アナログスティックと合わせてマウスのようにパソコンを操作できます。
実際に操作しているところ。
ブラウジングしてみたところはこんな感じ。Surface 3と同じプロセッサなどを採用しているだけあって、なかなか快適。スピーカーの音も大きく、十分日常遣いできます。
背面にはUSB Type-C端子、小型HDMI端子、microSDスロット、USB 3.0端子、イヤホン端子を搭載。IEEE802.11 acまで対応した無線LANやBluetooth 4.1も備えるなど、かなり充実したインターフェース。USBメモリやバスパワー駆動の外付けHDD、モバイルルーターなどを接続できます。
100円均一で買える「HDMI-miniHDMI変換アダプタ」を使えば、液晶テレビに映像を出力することも可能。
底面にはモノラルスピーカーと、利用シーンに応じて冷却用ファンの回転数(停止、弱、強)を切り替えられるスライドスイッチ。バッテリー容量は6000mAhで、5V/2.5Aの高速充電にも対応しています。
技適マークを取得しているため、何も気にすることなくワイヤレス通信し放題です。
これにより、過去に買ったパソコン用ゲーム、同人ゲームなども快適にプレイ可能。
人気MMORPG「ドラクエ10」のベンチマーク結果はこんな感じ。クラウドサーバで処理した映像をストリーミング配信する形のため、高速・大容量回線が必須なニンテンドー3DS版と異なり、外出先でも通信量を気にせずプレイできます。
これだけの性能を実現しておきながら、ニンテンドー3DS LLとほぼ同じサイズ。もちろん収納ケースを流用することもできます。
そんなGPD WINですが、以下の通販サイト「GearBest.com」では、本体価格4万620円で販売中。なんとカートに入れると専用ケースに画面保護フィルム、さらにSD/microSDカードリーダーなどを兼ねたUSB Type-Cハブまでセットで付いてくるため、実質的な本体価格は3万6000円程度になります。
GPD WIN PC Game Console METAL FRONT COVER-$354.99 Online Shopping| GearBest.com
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