Huaweiが自社スマホへの独自プロセッサ「Kirin」搭載割合引き上げへ、クアルコムなどに影響も


イー・モバイル初のLTEスマホ「STREAM X GL07S」の時代から、Huaweiスマホには独自プロセッサが搭載されていましたが、さらなるテコ入れが図られるようです。詳細は以下から。

台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、Huaweiは子会社のHiSilicon Technologiesが手がける「Kirin」などの独自プロセッサ採用割合を増やす予定だそうです。

2017年にHuaweiは1億3500万台のスマートフォンを出荷しましたが、独自プロセッサを採用したのはそのうち7000万台ないし全体の50%未満だったとのこと。

2018年には採用割合を50%以上に引き上げるとのことで、Huaweiの施策はQualcommとMediaTekに対して大きなプレッシャーがかかるとみられています。

「Huawei P10」「Mate 10 Pro」「Mate 10 lite」「nova 2」「nova lite 2」など、最近日本市場に投入されたモデルに軒並み採用されているKirin。

スマホ向けゲームにはクアルコムの「Snapdragon」用に最適化されているケースが見受けられますが、採用割合が増えればKirinへの最適化も進み、Huaweiスマホでもより快適なプレイを楽しめるようになりそうです。

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