楽曲の全てをPCの中で完結させられる現代だからこそ圧倒される魔改造です。詳細は以下から。
ピアノは1台でフルオーケストラと同じだけの表現力を持つと言われていますが、そのピアノに20の楽器を詰め込むとこんな事になりました。
ウクライナのバンド、Brunettes Shoot Blondesは壊れたヴィンテージもののグランドピアノに20のアナログ楽器を詰め込み、ピアノの鍵盤でコントロールできるように魔改造しました。
その楽器はマリンバからタンバリン、シンバルにシェーカー、カスタネットにドラム。それに加えてバイオリンにチェロまでもが組み込まれているのが分かります。
演奏の様子は彼らは楽曲「Houston」のPVで見ることが可能。ヴォーカルとコーラス以外は全てこのアナログDTMマシンとでも呼ぶべき魔楽器で奏でられています。
PC上でソフトシンセやDTMソフトを用いてキーボードやコントローラーにいろいろな楽器の音を割り当てるのは既に当たり前の演奏方法ですが、アナログでの作り込みに思わず見入ってしまいます。
ある意味こういう時代だからこその逆転の発想と言えるのではないでしょうか?
・関連記事
これはヤバい!ビー玉を使った木製で手動式のアナログ「DTM」マシーンが想像を超えすぎている | BUZZAP!(バザップ!)
指輪型の直感的音楽演奏デバイス「Wave」がクラウドファンディングを開始 | BUZZAP!(バザップ!)
シンセサイザーもびっくりの宇宙的音響を奏でられるオリジナルのアコースティック楽器 | BUZZAP!(バザップ!)
DTMを無理やり全部アナログに変えてテクノ・ミュージックを作曲するとこんなことに | BUZZAP!(バザップ!)
「プログラミング可能なアナログリズムマシン」を自作してしまったアーティスト | BUZZAP!(バザップ!)
テルミンが開発した1931年製の世界初のリズムマシン「Rhythmicon」 | BUZZAP!(バザップ!)
音楽でも機械が人間を超える?自走式全自動ピアノ演奏機「Arpeggio」がすごい | BUZZAP!(バザップ!)