史上最強の「TORQUE G04」速攻レビュー、耐荷重100kgや2メートルからのコンクリ落下耐性など常軌を逸したアップデートで性能やカメラも向上

au夏の「顔」として知られている京セラのアウトドア向け高耐久スマホ「TORQUE」シリーズ。

2年ぶりとなるシリーズ第4弾は堅牢性をさらに追求し、スマホとしての基本性能もしっかり底上げした実用性抜群の1台になりました。詳細は以下から。


これが「TORQUE G04」本体。シリーズ最大となる5.0インチフルHD液晶にSnapdragon 660、4GB RAM/64GB ROM、800万画素前面カメラ、2940mAhバッテリーを搭載しています。

触ってみたところはこんな感じ。ハイミドルに属する性能のため、今までにないサクサク感を出してくれます。

背面カメラは前モデルの1300万+200万画素から2400万(F1.8、新開発センサー)+800万画素へと大きくアップデートされ、10cmまで近寄って撮れる「近距離ぼかし補正」や「あとからフォーカス変更」「あとからぼかし調整」といった機能が加わるなど、トレンドに大きく歩み寄っています。

暗所撮影に強くなったため、さまざまなシチュエーションで活躍できます。

側面などはこんな感じ。



各パーツを取り外してみたところ。

画面縁に大きく盛り上がりを持たせることで、落としても画面が割れることがない構造に。さらに「100gの鋼球をディスプレイ中央に落下させる」という、ディスプレイクラッシャーすぎるテストもクリアしています。

TORQUE G04では新たに以下の項目をクリア。MILスペックを超えた京セラ独自の試験も行われています。

落下:約2メートルから鉄板/コンクリートへ落下
鋼球:100gの鋼球をディスプレイ中央に落下
タンブル:高さ1メートルから連続落下
荷重:ボディ全体に100kgの面荷重を均等にかける
海水:日本沿岸部を想定した水深2.0メートルに約60分沈める
温水シャワー:43度以下の温水シャワーを浴びせる
風雨:風速毎秒18メートルの風雨に30分間晒す
高温動作:32~49度までの変化を3サイクル実施
高温保管:保管環境を30~60度まで変化させる

以下を合わせた計27項目をクリアした、あまりにも堅牢すぎるスマホです。

耐衝撃、耐温度衝撃、耐振動、耐粉塵、耐雨滴、耐氷・低温雨、耐塩水噴霧、耐温度、耐太陽光連続照射、耐低温(動作・保管)、耐低圧(動作・保管)、耐凍結・融解

スタイリッシュな時計表示でガジェット感あふれるホーム画面。時刻表示上部にある斜線の数は分を意味しています。

上下にステレオスピーカーを搭載。

力強いサウンドを楽しめるのもTORQUEシリーズの特徴です。

新機能「みんスピ」では、TORQUE G04を屋外や水辺で使えるBluetoothスピーカーとして活用できるようになりました。アウトドア愛好者だけでなくパリピなどにも喜ばれそうな機能です。


実際に試してみたところ。野外で使うにも十分な音量です。

アウトドア向け機能をまとめるとこんな感じになります。

実はカメラレンズ周りの色をボディの色と少し変えてあるなど、おしゃれなワンポイントも。

前モデル「TORQUE G03」との比較。画面サイズが大きくなったこともあり、本体は5グラムほど重くなりましたが……

重心の置き所を見直したことでG03より軽く、持ちやすく感じます。かなり意表を突かれるので、G03ユーザーに是非試してもらいたいところ。

カラーバリエーションは3色。G03では遅れて追加されたレッドが、今回は最初からラインナップされます。

「au +1 collection」でアクセサリも販売予定です。

・TORQUE G04(京セラ製)
ディスプレイ:5.0インチフルHD液晶
プロセッサ:Snapdragon 660
RAM、ROM:4GB/64GB
バッテリー:2940mAh
背面カメラ:2400+800万画素
前面カメラ:1630万画素

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