先ほどAppleが満を持して発表した2019年の新型iPhoneこと「iPhone 11」。
最も安価な「iPhone 11」ですらデュアルカメラ、上位モデルの「iPhone 11 Pro/Pro Max」はトリプルカメラ……と、iPhoneですらマルチカメラが当たり前となったことに時代の移り変わりを感じざるを得ない昨今ですが、はたしてどのような仕様なのでしょうか。詳細は以下から。
◆iPhone 11
まずは74800円(税抜)からのお手ごろモデルとなるiPhone 11。
明るさ625nit、コントラスト比1400:1の6.1インチ(1792×828)液晶を採用したTrue Toneディスプレイを備えたモデルで、立体音響技術・ドルビーアトモス対応により映像コンテンツを快適に楽しめるようになりました。
カラーバリエーションはブラック、グリーン、イエロー、パープル、 (PRODUCT)RED、ホワイトの6色。
カメラは1200万画素超広角(F/2.4、視野角120度)、1200万画素広角(F/1.8、光学手ぶれ補正)のデュアルカメラ仕様。
ポートレートモードはもちろん、グループポートレートモードも使えます。
超広角カメラで撮影したところはこんな感じ。
ナイトモードで撮影するとこうなります。
さらに4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)が可能なほか、被写体をズームすると音声も対応するオーディオズーム、4K動画撮影中に静止画(800万画素)を撮影できるなどの機能も搭載。
フロントカメラはF2.2の1200万画素TrueDepthカメラで、最大60fpsの4K動画や最大120fpsのフルHDスローモーションビデオを撮影できます。
プロセッサはSnapdragon 855やKirin 980をCPU、GPU性能で圧倒する「Apple A13」。第3世代のNeural Engineで、AIを用いた各種機能を利用できます。
いつでもどこでも活躍してくれるIP68の防水防塵ボディ。
◆iPhone 11 Pro/Pro Max
続いてはiPhone 11 ProおよびPro Max。5.8インチ(2436×1125)ないし6.5インチ(2688×1242)有機ELディスプレイを備えた2機種展開です。
四隅に丸みを持たせたディスプレイはコントラスト比200万:1、最大輝度800nit(標準)ないし1200nit(HDR)というべらぼうな表示性能。カラーバリエーションはゴールド、スペースグレイ、シルバー、ミッドナイトグリーンの4色です。
特筆すべきはカメラ。1200万画素超広角(F/2.4、視野角120度)、広角(F/1.8)、望遠(F/2.0)の3眼仕様です。
ちょっと「装甲騎兵ボトムズ」を思い出すレンズ配置ですね……
望遠カメラと超広角カメラによって、2倍ズームイン・ズームアウトを利用できようになりました。
「夜中の夜明け」を実現するかのようなナイトモードは、今から楽しみですらあります。
iPhone 11同様、Apple A13でパワフルなゲーミング体験ができます。
ちなみに本体重量はこんな感じ。画面サイズが大きいため仕方ありませんが、iPhone 11 Pro Maxはかなりの重量級となります。
iPhone 11:194グラム
iPhone 11 Pro:188グラム
iPhone 11 Pro Max:226グラム
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